日本語と英語は語順が違う?英語の語順で理解するコツを紹介!

日本語と英語の語順は全く逆で、このことが英会話を学ぶ上で一番の障害になります。我々が慣れた語順の順序との違いが大きすぎるため、単に文法や単語を学んで置き換えても、英語を話せるようにはなりません。

そのため、英会話において最も重要なポイントが、この語順のルールを体に覚えさせることになります。そこで、この記事では、その中の1つである語順の違いや英語の語順で理解するコツについて記載しています。

日本語と英語の3つの違いとは

語順の違いについて見ていく前に、日本語と英語の違いについて軽く振り返りたいと思います。日本語と英語の違いは、次の3つになります。

  • 語順の違い
  • 発音の違い
  • 文化の違い

単語を英語に置き換えただけでは話せるようにならないのは、上記の違いがあるためです。日本語と英語の違いの中で最も重要なのが、語順の違いです。その点について、詳しく見ていきましょう。

なお、3つの違いの概要については、下記に記載してありますので、興味のある方はご覧ください。
英会話の勉強を始める前に日本語と英語の3つの違いを知ろう!

語順の違いとは何か

英会話を学ぶ上で障害となるのが、日本語と英語で誤順が異なるということです。実際に例を見ると分かりやすいでしょう。

日本語の語順の特長

解説

例えば日本語で、「私はあなたが好きです」という文があれば、「あなたが好きです。私は。」、「好きです。私はあなたが。」と、同順番を変えても意味は正しく通じます。そもそも、語順を意識しなくても良いのが、日本語の特長になります。

くろ

そう言われてみれば、そうだね。
ここは特に重要なポイントだよ。

しろ

日本語は助詞に該当する「てにをは」使うことで、主語や動詞や目的語などの単語をコントロールしていきます。助詞が正しければ、語順は決まってはいないということを覚えておいてください。

英語の語順の特長

リーディング

上記の例の場合、英語だと 「I love you.」という順番で言わないといけません。「You love I.」や「Love I you.」では伝える内容が変わったり、意味が通じなくなったりしてしまいます。

くろ

そう言われてみれば、そうだね。
英語は、語順で意味を伝える言葉なんだよ。

しろ

英語には助詞はなく、その代りに単語を並べていくことで流れをコントロールしていきます。英語は必ず主語、同時の順番にして、その後に目的語や補語が続きます。英語とは語の順番で意味を伝える言語である、という感覚を持つことが大事です。

語順の違いのポイント

翻訳

上記で見た通り、残念なことに日本語と英語の語順は180度違うと言えます。日本語であれば、主語→目的語→動詞となる所を、主語→動詞→目的語という順番が自然に出てくるようにする。これが、英会話の本質になります。当然ながら、聞く際も英語の語順で理解する必要があります。

くろ

今まで、語順なんてあまり意識したことないよ。
逆にこれができるようになれば、英語を話せるには近いよ。

しろ

しかしながら、日本の英語教育では、この語順の違いをそこまで重視しておらず、文法や単語を学ぶことによって、英語を日本語に訳していくといった教育が行われています。結果的に、語順が身に付いていないにもかかわらず何となく訳せる、でも話せないという状態になってしまっているのです。

間違った理解の仕方

語順の違いについて見てきた所で、間違った理解の仕方について見ていきたいと思います。これらの理解の仕方を行うことは、英語の語順で理解する妨げとなりますので、注意するようにしてください。

間違った理解の仕方①:返り読み

リーディング

間違った理解の仕方の1つ目は、返り読みになります。帰り読みとは、英文を後ろから読んで訳していくことです。リーディングであれば、多少時間はかかっても後ろから読んでも理解することはできますが、英会話においては、返り読みは絶対にしてはいけないことと言えます。

くろ

返り読みって、普通のことだと思っていたんだけども。
我々が日本語を理解する際に、後ろから意味を考えることなんてしないはず。ネイティブの人だって、英語を後ろから意味を考えることなんてしていないんだよ。

しろ

しかしながら、スピーキングやリスニングにおいては、英文の全体を見て後ろから訳したりする時間は当然ながらないため、この理解の仕方をし続ける限り、英語を話したり聞いたりすることはできるようになりません。英語とは、頭から順番に構成を確かめながら意味を捉えるものだ、ということを理解してください。

間違った理解の仕方②:二度読み

語順

間違った理解の仕方の2つ目は、二度読みになります。二度読みとは、同じ文章を複数回読むことで理解することです。こちらも、リーディングであれば、多少時間はかかっても良いかもしれませんが、英会話においては、二度読みは返り読みと同様、適切な理解の仕方ではありません。

くろ

一度で理解するのは、難しいんだよね。
その場合は、一度で理解できるレベルの英語から始めて、徐々に難易度を上げていけば良いんだよ。

しろ

しかしながら、お願いしない限りは、会話において同じことを2回も言ってくれる場面はありません。二度読みに頼り続けている限り、実際の会話の場面では理解することができないということを理解してください。

英語の語順で理解するコツは

間違った理解の仕方について見てきた所で、ではどうすれば正しい理解の仕方である英語の語順で理解することができるのかという話ですが、2つのコツがあります。語順を意識して同じ動作を繰り返すことと、アウトプットを通じて修正することです。それぞれについて、見ていきましょう。

語順を意識して同じ動作を繰り返す

練習

スポーツにおいて、基本の型を身につけるために、素振りや受け身などの同じ動作の基礎練習を何度繰り返します。英会話においても同様のトレーニングが必要になります。つまり、主語→動詞→目的語の順番を意識しながら、何度も繰り返すことが大切です。

くろ

まるで、英会話の基礎練習だね。
文法や単語ではなく、これにしっかり時間をかけることが重要だよ。

しろ

そのために行う基礎練習が、瞬間英作文と音読というトレーニングになります。文法問題や単語をいくら暗記しても、話せるようにはなりません。語順を意識しながら、自然に出てくるまで何度も繰り返す、これに尽きるのです。

なお、瞬間英作文と音読のトレーニングの詳細については、下記の記事をご覧ください。
瞬間英作文が難しい?初心者向けにトレーニングのやり方を紹介! 英語音読が続かない?初心者の方向けにトレーニングのやり方を紹介!

アウトプットを通じて修正する

試合

スポーツでもある程度の基礎練習が身に付いた後は、練習試合などの実践練習を行います。ミスをしたり、負けたりすることもあるかと思いますが、都度改善を行うことで強くなっていきます。英会話においても同様に、英語を話して、ミスに対して指摘してもらうという環境を作ることが重要です。

くろ

確かに、これも重要だよね。
いきなり実践ではなく、実戦形式の練習だね。

しろ

このトレーニングに活用できるのが、オンライン英会話スクールなどの格安で大量の英語を話せる環境になります。基礎練習だけでは、スムーズにできなかったり、イレギュラーに対応できなかったりしますので、ある程度のレベルになった後は、実戦形式での練習が重要になります。

なお、アウトプットの詳細については、下記の記事をご覧ください。
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日本語と英語の語順の違いまとめ

日本語と英語における3つの違いの中で語順の違いについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。語順の違いが身につかないことには始まりませんので、是非参考にしてもらえればと思います。

引き続き、違いの1つである発音について見ていきましょう。