英会話の上達や習得に必要な期間は?時間を確保する2つのコツ!

英会話はスポーツと似ています。例えば、野球をはじめたばかりの初心者が明日からすぐに試合に活躍するのは無理です。ある程度の期間や時間は必要です。オリンピックに出場する選手は、幼い頃から努力を続けています。英会話においても、同じことが言えるでしょう。

しかし、どのくらい勉強すれば良いのかが分からないと、ゴールのないマラソンをするようなもので、継続することが難しいです。そこで、この記事では、どのくらいどの位勉強すれば英会話が上達するのかについて、記載していきたいと思います。

英会話に必要な3つの要素とは

時間や期間について見ていく前に、英会話に必要な要素について軽く振り返りたいと思います。英会話に必要な要素は、次の3つになります。

  • やる気やモチベーションを明確にすること
  • 勉強の時間や期間を確保すること
  • 正しいやり方で勉強すること

どれか1つが欠けても英語が話せるようにはなりませんし、逆にこの3つの要素が揃えば誰にでも英語が話せるようになると言っても過言ではありません。英会話の勉強を行う上で次に重要なのが、期間や時間を確保することです。その点について、詳しく見ていきましょう。

なお、3つの要素の概要については、下記に記載してありますので、興味のある方はご覧ください。
初心者が英会話を始める上で大事なこととは?必要な3つのポイント

どれくらい期間や時間が必要なのか

では、早速ですが、英会話を勉強する上でどれくらいの期間や時間が必要なのかについて、見ていきたいと思います。

英語を話すためには1000時間が必要

時間

とある研究で、母国語を英語とするアメリカ国務省の研修生たちが、外国語を取得するために必要な時間を調査してまとめられた結果があります。その結果を見ると、日常生活に困らない英語力を有した人に日本語を取得するために必要な時間は約2,200時間と言われています。

くろ

そ、そんなに必要なのか。
英語を話すというのは、それほど大変ということだよ。

しろ

日本人は中高大の10年間で約1,200時間を学んでいるため、約2,200時間-約1,200時間=約1,000時間が必要であると言えるでしょう。仮に社会人の方が1日3時間勉強した場合、1,000時間に到達するには約1年が必要になります。

なぜこんなに時間や期間が必要なのか

理由

実は、日本語と英語には違う点が多く、最もかけ離れた言語であると言うことができます。同じ言語でありながら、考え方や捉え方が全く違うため、それらを理解して身体に馴染ませるまでに時間がかかるのです。日本語と英語には、大きく3つの違いがあります。

  • 語順の違い
  • 発音の違い
  • 意味の違い

単語を英語に置き換えただけでは話せるようにならないのは、上記の違いがあるためです。それぞれについては下記に詳細を記載してありますので、興味のある方はご覧ください。
英会話の勉強を始める前に日本語と英語の3つの違いを知ろう!

必要な期間や時間は人によって異なる

注意

もちろん、人によって必要な期間と時間は、現在の英語力と目指すゴール(どの程度話せるようになりたいのか)に応じてかわります。道案内ができるようにしたい、海外旅行で困らないようにしたい、日常生活で困らないようにしたい、海外のクライアントとビジネスをしたい、など、それこそ色々です。

くろ

確かに、人によって違うのは当然だよね。
期間や時間はあくまで目安にしておいた方が良いね。

しろ

現在地とゴールが違えば、距離はそれぞれ異なります。例えば、道案内ができるようにしたいであれば、距離は短めでしょう。必要な期間や時間は人によって異なる、ということは覚えておいてください。

勉強時間の期間や目安は

1000時間が必要とは言っても、いきなり1000時間を目指そうとするのは、あまりにも時間がかかりすぎるため、多くの人は挫折してしまうでしょう。また、上記にも記載した通り、人によって必要な期間や時間は異なります。そこで、どのくらい勉強すれば、どのくらい話せるようになるのかについて、見ていきたいと思います。

高校卒業レベル

卒業

高校を卒業した方であれば、日常的な表現や基本的な言い回しは理解しており、相手がゆっくりかつはっきりと話して協力してくれるならば、文章は難しいものの、単語を聞き取れたり、伝えたりすることは可能なレベルではないでしょうか。

くろ

中高であれだけ勉強したのに、単語を聞いたり言ったりするのが、精一杯なんだよね。
読むことはできても、話すことに関しては、多くの人がこのレベルと言えるよ。

しろ

日本人の多くの方が、このレベルに留まっています。そこで、このレベルをスタート地点として、どのくらい勉強すれば、どのくらい話せるようになるかについて見ていきたいと思います。

海外旅行レベル:300時間

留学

日常の基本的な表現を理解して、簡単な会話のやりとりをすることができます。基本的な個人情報や買い物、地元の地理、仕事など、身近な話題については情報交換が可能なレベルです。高校卒業レベルから、約300時間ほどの時間が必要になります。

くろ

単語を言うだけからは、卒業できるようになるんだね。
限定された会話なら、こなせるイメージだね。

しろ

1日に3時間勉強したとした場合、約3ヶ月の期間が必要になります。1年と言うと長く感じるかもしれませんが、3ヶ月と言えば、なんとか勉強できそうと感じられるのでないでしょうか。このレベルに達すれば、海外に行っても最低限の会話を成り立たせることができます。

日常会話(初級)レベル:650時間

通じない

身近な話題を理解して、意思や理由を簡単に表現することができます。その言葉が話されている地域で起こりそうなたいていの事態に対応可能なレベルです。高校卒業レベルから、約650時間ほどの時間が必要になります。

くろ

急に時間が増えた感じがするね。
基礎ができていれば、あまり勉強と意識しなくても学ぶことができるから、そこまで負担では無いと思うよ。

しろ

1日に3時間勉強したとした場合、約7ヶ月の期間が必要になります。650時間と言うと長く感じるかもしれませんが、海外旅行レベルに達していれば、基礎力はあるため、レベルを制限したりすることで海外ドラマや洋書を見たり、海外で生活したりすることも、勉強時間として換算できるようになります。

日常会話(上級)レベル:1000時間

スピーキング

専門分野の議論、複雑な文の主要な内容を理解し、自分の視点を説明できます。母語話者とでも互いに緊張しないで自然なやりとりが可能なレベルです。高校卒業レベルから、約1000時間ほどの時間が必要になります。

くろ

1000時間かけても、ビジネスレベルには達しないんだね。
外国人であることを前提としてくれるなら、問題ないとは言えるよ。

しろ

1日に3時間勉強した場合、約1年の期間が必要になります。相手が外国人であるということを前提としてくれる場合は、ビジネスも含めて会話に困るケースはほとんどない状態になると言えるでしょう。

ビジネス(初級)レベル:1400時間

注意

高度で複雑な長文を理解し、流暢に自己表現ができます。社会生活のみならず、学問上や職業上も言葉を自由かつ効果的に操ることが可能なレベルです。高校卒業レベルから、約1400時間ほどの時間が必要になります。

くろ

ほぼ、自然に話せるような感じかな。
この辺りから、発音もネイティブに近い状態になってくるよ。

しろ

1日に3時間勉強した場合、約1年3ヶ月の期間が必要になります。この辺りから発音に関してもネイティブに近いような感じになり、誤解を生むような間違いがない状態になると言えます。

ビジネス(上級)レベル:1800時間

モチベーション

あらゆる話題を理解して、細かい意味の違いも表現が可能です。外国人と意識されなくても、ネイティブと同レベルで会話が可能なレベルです。高校卒業レベルから、約1800時間が必要になります。

くろ

英語ペラペラみたいな状態かな。
初心者の方から見ると、そう見えるかもしれないね。

しろ

1日に3時間勉強した場合、約1年半の期間が必要になります。勿論、ネイティブと比べると差はありますが、初心者からから見ると、かなりネイティブに近い状態に見えると言えます。

まずは300時間を目指そう

瞬間英作文

上で見たとおり、必要な期間や時間は人によって異なりますが、これから英会話の勉強を開始する初心者の方は、まずは300時間を目標にすると良いでしょう。

くろ

それでもこれだけ必要なんだね。
それ位はやらないと、話すことは難しいよ。

しろ

もちろん、正しいやり方の勉強を300時間です。期間にすると、3ヶ月といった所になります。逆にこの300時間を超えることができれば、勉強が軌道に乗り、効果も時間できるようになりますので、その後の学習が加速度的に増えていくと言えるでしょう。

時間を確保するコツは

時間を確保するコツは2つあります。重要でないことを止めることと、集中できる時に勉強することです。それぞれの詳細を記載すると長くなるため、下記の記事に纏めてあります。こちらでは、概要のみ記載しておきます。
英会話を勉強する際の効率的な時間の使い方!時間がないを解決!

重要でないことをやめる

アプリ

時間を確保するコツの1つ目は、重要でないことをやめるということです。英会話を勉強しようとする際、多くの人は毎日数時間勉強しようと考えてしまいがちですが、これだけではいけません。1日は24時間しかありませんので、何か新しいことを始める際は、必ず何かをやめる必要があります。

くろ

毎日2時間勉強しようじゃ駄目なんだね。
その場合は、2時間分のやらないことを決めるのがポイントだよ。

しろ

まずは、1日の時間の使い方を実際に書き出してみましょう。書き出してみると、重要でないことに時間を使っていたり、何に使っていたのか分からない時間があるはずです。これらの時間泥棒を明らかにし、その時間帯で勉強するようにしましょう。

集中できる時に勉強する

準備

時間を確保するコツの2つ目は、集中できる時に勉強するということです。時間だけかけても、集中していない時にやる勉強は非効率です。そして、時間と同様に集中力も限られていますので、集中力の高い状態で勉強する必要があります。

くろ

集中しなきゃとはいつも思っているんだけどね。
意識だけでは集中できないから、やり方や仕組みを知る必要があるよ。

しろ

集中力の高い状態で勉強するだけでも、何倍も効率よく勉強できるようになります。とはいえ、集中しようとはいっても、意識するだけで集中力を高めることはできません。まずは、集中力を高めるやり方や仕組みについて知るようにしましょう。

英会話に必要な期間や時間のまとめ

英会話に必要な3つの要素の中で期間や時間について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。期間や時間をかけなければ英語は話せるようにはなりませんので、是非参考にしてもらえればと思います。

引き続き、要素の1つである正しいやり方について見ていきましょう。