英会話初心者が瞬間英作文や音読に使えるDUOの使い方や勉強法

『DUO』の評判や特長

英会話を勉強している方が更に上のStepを目指したいという時に最初に取り組むべき英単語本・参考書が、DUOになります。

DUOは1つの例文に複数の単語を含めることで、例文暗唱の効率を画期的に向上させたため、英会話はもちろん、大学受験やTOEICなど幅広く使われている有名な単語集です。また、音読や瞬間英作文といった英会話のトレーニングに活用できるための、初心者におすすめしたい英文法本・参考書になります。

そんなDUOの特長をこれからまとめさせていただきましょう!

DUOの概要

この本・参考書の評価
網羅性
(4.0)
説明の工夫
(4.0)
暗記の工夫
(4.0)
総合評価
(4.0)

DUOは単に単語を暗記するのではなく、効率的に身に付けることを目的としています。そのため、例文以外にも様々な点で工夫されています。

DUOの良い点

DUOの良い点は、下記になります。

1つの例文で複数の単語が復習できる

単語

DUOは、1つの例文で複数の単語が復習できるようになっています。通常の単語集ではそれぞれの単語ごとに例文が記載されている形ですが、1つの例文に複数の単語を含めることで、例文の数を大幅に削減することが可能になっています。

くろ

覚える例文が少なくて済むということだね。
1つの例文に5〜8個ほどの単語が含まれているので、単純計算で覚える例文を5分の1から8分の1程度に減らせることができるよ。

しろ

例文とセットで単語を覚えることは有用ですが、全ての例文を覚えることは不可能に近いです。しかしながら、DUOでは、その負担を大幅に下げ、効率的に復習することが可能になっています。

同義語や反義語を纏めて覚えられる

英語

DUOでは、同義語や反義語が纏めて掲載されています。英会話においてはどれか1つの表現を身につければ問題ないと言えますが、表現力をつけるという観点に立つと重要ですので、それらが纏まっているという点ではポイントと言えるでしょう。

くろ

それは助かるね。
全てを覚えるのは大変だから、重要なものから覚えていくと良いよ。

しろ

DUOでは、同義語や反義語の中でもレベルの高い単語は表示がされているので、無理せず全てを覚えようとせず、まずは比較的よく利用されるものから順番に覚えていくと良いでしょう。

熟語を纏めて覚えられる

翻訳

DUOでは、熟語も纏めて掲載されています。一般的な単語集の場合、熟語は別冊になっていることも多いため、1つで全てを網羅しているのは、メリットになるかと思います。

くろ

それは助かるね。
例文の中に熟語も含まれているよ。

しろ

ただし、基本的には例文を通じて覚えるといった形のため、説明等はあまりありません。とはいえ、熟語も合わせて覚えられる貴重な単語集と言えるでしょう。

音読や瞬間英作文に活用できる

瞬間英作文

DUOは例文をベースとして構成されているため、これらの例文を用いることで、音読(リピーティングやシャドーイング)や瞬間英作文のトレーニングに活用することも可能になっています。

くろ

瞬間英作文って、何?
日本文を見て、パッと英文に訳すトレーニングだよ。

しろ

英会話初心者の方が高校英単語を復習する目的は、表現の幅を増やすことになりますが、ある程度のレベルがある方であれば、この本を通じて実践的にトレーニングを行うことも可能でしょう。

DUOの悪い点

DUOの悪い点は、下記になります。

和訳が意訳されすぎている

難しい

単語を覚えるという目的で考えた場合、和訳が意訳されすぎていることはあまり問題ではないのですが、瞬間英作文のトレーニングをしたいと考えている方にとっては、瞬間英作文をするのが難しい例文になっているといえます。

くろ

例文を見ただけでは、主語や動詞がわかりにくいね。
瞬間英作文をしやすくするために、一手間かける必要があるよ。

しろ

この問題を解決するためには、瞬間英作文がしやすいように自分で直訳の和訳を用意する必要があります。もともと、瞬間英作文向けに作られた本では無いので仕方ありませんが、注意するようにしてください。

DUOをおすすすめする方

以上のような特長を踏まえた上で、DUOをおすすすめする方は下記になります。

  • 一冊である程度の単語力をつけたい方
  • 効率的に単語を学習したい方
  • アウトプットを意識した学習をしたい方

くろ

どちらかと言えば、中級者向けかな?
基礎をきちんと固めていれば、初心者でも問題ないとは思うよ。

しろ

上記に当てはまる方は、DUOに取り組むことをおすすめします。

DUOの使い方や勉強法

DUOは、単なる高校英単語の復習だけでなく、音読や瞬間英作文にも活用できる本です。それを踏まえた上で、効果的な使い方や勉強法について述べていきたいと思います。

  • Step.1
    事前準備
    例文の意味や構造を理解しよう。
  • Step.2
    音読①:リピーティング
    語順を意識しながら音読しよう。
  • Step.3
    音読②:シャドーイング
    語順のリズムを身体に刻もう。
  • Step.4
    瞬間英作文
    瞬間英作文をしよう。

例文で覚える中学英単語・熟語1800を利用する際は、上記のStepに沿って進めると、効率的に英単語を学習するだけでなく、リスニングやスピーキングも強化することができるようになります。

なお、高校英単語自体のやり方や勉強法については、下記の記事をご覧ください。
高校英単語で英会話の脱初心者を目指そう英会話の応用は高校英単語?初心者におすすめの暗記術や勉強法

Step1:事前準備

リーディング

DUOを利用する際は、最初は例文を見て意味や構造を理解するようにしてください。その際に合わせて単語の意味を確認して貰えればと思いますが、この段階で無理に単語を覚えようとする必要はありません。単に暗記するだけでは、英会話において実際に使えるようにはなりません。

くろ

えっ、そんなことしても良いの?
暗記するのが重要なのではなく、使えるようにすることが目的だからね。

しろ

なお、例文を読む際にに重要なのが、英語を頭から読んで、頭から理解するようにすることです。絶対に英文を後ろから読み返すことはしないでください。英語をネイティブの感覚で理解するようにしましょう。頭から英文を読んで、ぱっと意味を理解できるようになれば、次のStepに進んで良いでしょう。

Step2:音読①−リピーティング

音読

意味や構造を理解した後は、復習用CDの音声を聞いて、真似をして音読するようにしましょう。音読は、インプットの後のアウトプットを繋げる重要な位置づけになります。声に出してより能動的に学習することで、より深く語順を意識し、英語の語順を身体に馴染ませることができるようになります。

くろ

音読をする際のポイントは何かあるの?
音読する際に英文は見ても良いけど、必ず語順は意識しながら発音してね。

しろ

なお、その際に重要なのが、語順を意識しながら発音することです。意味や構造を理解することなく単に声に出すだけでは、意味の分からない呪文をひたすら唱えているのと同じで、全く意味が無いと言っても良いでしょう。声に出すのが難しい場合は口パクでも構いませんが、必ず語順を意識するようにしてください。

Step3:音読②−シャドーイング

リスニング教材

リピーティングがある程度できるようになった後は、少しレベルを上げてシャドーイングを行いましょう。シャドーイングとは、音声を聞いた直後に追いかけるようにして発音することです。リピーティングをより早くしたものとイメージしてもらえれば良いでしょうか。

くろ

リピーティングを少し難しくした感じだね。
今までの積み重ねがあれば、英文を見なくてもシャドーイングできるはずだよ。

しろ

なお、その際に重要なのが、リピーティングと同様ですが、語順を意識しながら発音することです。シャドーイングはかなり集中力が必要となりますので、数ではなく、正しいやり方(語順を意識する)ことに注意してください。英文を見なくてもすらすらシャドーイングできるようになれば、結果的に単語も覚えているでしょう。

Step4:瞬間英作文

ライティング

前のStepまでで単語の意味を理解するという目的は達成されているかと思いますが、更に上のレベルを目指したい方は瞬間英作文を行いましょう。瞬間英作文とは、日本文をみてぱっと英文を作るトレーニングです。ここまでのStepをこなしていれば、このトレーニングを行う力は十分にあるかと思います。

くろ

さすがに難しそうだね。
英単語を復習するためならこのトレーニングは不要だけど、英語を話すことを目指している人にとっては、良いトレーニングと言えるよ。

しろ

単語レベルは高くなってしまいますが、それを除けば瞬間英作文しやすい分量や構成になっています。なお、悪い点でも記載した通り、DUOの和訳は意訳が多く、瞬間英作文を行うにはやや不向きな面がありますので、直訳を自分で用意した上で始めると効率的に進められるかと思います。

DUOまとめ

DUOの特長については、以上です。

英会話初心者の方の最初の1冊としてベストと言っても過言ではないので、初心者の方ならまずはDUOで復習しましょう。いざ復習してみると、色々と新たな発見があると思いますよ。

また、DUO以外にもおすすめの英単語本・参考書があるため、個々のレベルや目的に応じて、最適なものを選ぶようにしてください。特におすすめできるものに関しては、下記の記事をご覧ください。